スタジアム探訪④ 熊谷ラグビー場

1月20日、熊谷ラグビー場で埼玉パナニックワイルドナイツと三重ホンダヒートの試合を観戦しました。一部リーグ首位のワイルドナイツとリーグ最下位ホンダヒートの試合。ホンダヒートはアウェーでの戦いであり、相当な苦戦を強いられることが予想されます。当日は我孫子でグリーンロケッツの練習試合があったのですが、私はホンダヒートの試合を選びました。

ホンダヒートは、昨年5月13日のリーグ入替戦でグリーンロケッツに僅か1点差で勝利し、三重ホンダヒートが一部昇格、グリ-ンロケッツは2部降格が決まった相手です。今でも試合後にホンダヒートの控室からの一部昇格を決めた歓声と、シャンパンで乾杯する音が聞こえてくるようです。

そのホンダヒートが今シーズン一部リーグの洗礼を受けています。私は、グリーンロケッツとホンダヒートのリベンジマッチを望んでいますが、できることならリーグ入替戦ではなく、1部リーグでの戦いであってほしい。これが我孫子から2時間かけて熊谷でホンダヒートを応援した理由です。

熊谷ラグビー場の話に戻します。場外イベント広場では地元熊谷のチアダンスチーム「Rapora」のパフォーマンスが行われました。駒沢のブラックラムズ戦もそうでしたが、チアダンスは華やかでキュートだし、アマチュアの懸命さが伝わって来ます。パフォーマンスの中にきっちりワイルドナイツの応援を入れています。地域を重んじるラグビーのポリシー、地元チームを盛り上げるパフォーマーたちとの良い関係が見えました。

場内に入ります。熊谷ラグビー場はラグビーに特化しているので、ピッチ外のスペースは狭いです。和太鼓の演奏は困難でしょう。その代わり選手と観客との距離は近いです。
場内イベントは、スタジアムMCの保井さんががユニークな応援グッズを持つ双方のサポーターを客席から探して景品をプレゼントするなど、巧みに雰囲気つくりをしていました。ワイルドナイツチアリーダー「ミスブルー」のパフォーマンス後、選手入場。14時30分に試合開始。

前半は50ー0でワイルドナイツがホンダヒートを圧倒。しかし後半、ホンダヒートは2トライを返しました。特に試合終了2分前のトライは魂のトライでした。ホンダヒートの圧倒的不利を伝えられる中での2トライは立派でした。70ー12でノーサイド。

試合は全16節のうち、まだ3分の1を経過したところです。肉体的、精神的に試練が続くホンダヒート。東芝BLとの試合もそうでしたが、ホンダヒートの最後の粘りが見えてきました。私は厳しい試合を通して成長していくホンダヒートの今後の戦いに期待しています。

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投稿者プロフィール

松ちゃん
松ちゃん
千葉県我孫子市在住の和太鼓愛好家であり、地元のラグビーチーム「NECグリーンロケッツ東葛」を応援する63歳。