和太鼓は果たして音楽なのか? 音楽というより体育会系のスポーツに近いのでは? 太鼓をたたくのは楽しそうだが、聞くのはちょっとつらい。
このような声をネットで聞くことがあります。 そして、こんな意見もあります。 「和太鼓は他の音をかき消してしまうため合奏には不向き」「 歌詞もメロディーもコードもないので音楽としての表現に欠ける」 確かにそうかもしれません。
でも、演奏する人がいて、お客さんがいて、 そこにコミュニケーションが生まれれば 私はお客さんに音楽として受け入れてもらえる、と信じています。
和太鼓愛好家だけではなく、一般の方々にも和太鼓曲を 音楽として楽しんでいただきたい。
そんな思いをこめて、スクラムZを作曲しました。
スクラムZは、その名のとおりラグビーの応援歌です。 ラグビー競技場など大規模なスタジアムで演奏します。 応援歌を求める人々(スタジアムに集うサポーターなど)に 求められる演奏を行えば、ロックコンサートのような熱狂的な空間が 生まれるのではないか?
そう思えるような、熱い、熱い曲が誕生しました。
日本伝統の打楽器「和太鼓」で作られた日本ラグビーの応援歌 「スクラムZ」を是非聴いて見てください。
和太鼓愛好家の皆様・和太鼓サークルを持つ学校関係者の皆様へ
和太鼓を演奏する皆さんは、演奏を通していろいろな夢を持ち、日々練習に励んでいらっしゃると思います。
- 地元のお祭りに参加して、聞いてくださるお客さんに元気を届けたい。
- 和太鼓の大会に出場して入賞を狙いたい。
- 自分の推し曲を仲間たちと一緒に存分に叩きたい。
ここに、もうひとつ夢を増やしませんか?
大観衆の前で和太鼓の演奏を披露し、喝采に包まれてみたい
この夢をかなえるために「ラグビーの応援歌=スクラムZ」の演奏を提案します。
大観衆の前でも負けない、強く明確な曲想を持つ曲です。
スタジアム演奏に必要な人数は、30人以上が目安です。
これを、合同演奏に賛同いただいたチームや個人の方々とスタジアムで演奏します。
スタジアム演奏を通して演奏者は観客と密接なコミュニケーションをとることができます。
これは、スタジアム演奏を行った人でなければ分からない「鳥肌ものの」感覚です。
未知の世界に向かって私たちとともに一歩を踏み出しませんか?
子供たちを教える和太鼓チームの皆様へ
子供たちが叩きたい曲、あこがれる曲とは、ずばり「かっこいい曲」です。
4年前、私が子供たちを教える太鼓教室を見学した時、先生から教わりました。
スクラムZは、ヒーローにあこがれる子供たちの曲でもあります。
何度倒されてもひたすら前を向き、様々なプレーで仲間と連携し果敢に敵陣突破を試みる選手たちは、まさに現代のヒーローです。
スクラムZは曲中「組太鼓のソロパート」「櫓太鼓の両面交互打ち」が登場します。
大人にとっても、高難度の技巧が要求される難しいパートです。
今、このパートに果敢にチャレンジする子供たちが増えています。
それは、子供たちがヒーローにあこがれるからなのです。
子供たちが「何を叩きたいか」耳を傾けてみませんか?
もしも「スクラムZ」を叩きたい、という声があればチームスクラムは喜んで協力いたします。
子供たちのチャレンジ、ぜひ応援したいと思います。
演奏家・作曲家の皆様へ
スクラムZのスコアをご覧ください。複合三部形式で書かれた音楽です。
明確な主題設定、古典的な形式によって楽曲を組み立て、和太鼓に馴染みがない方でも、スクラムZを「音楽」として受け入れて頂ける工夫を行いました。
別章「楽曲解説」のとおり、第一主題、第二主題ほか、各楽節でラグビーのプレーを和太鼓の打法で表現しました。
曲を通して「カノン」を取り入れ、第一主題ではボールパスやプレーヤー同志の連携を表現しました。
第二主題「スクラムのテーマ」では半小節刻みの細かなカノンを取り入れ、がっぷり組み合う「スクラム」の姿を表現しました。
スクラムZは和太鼓奏者の「演奏の満足感」もさることながら、「聴く人」の気持ちにも寄り添った曲です。
是非、演奏家・作曲家の方々にも和太鼓曲「スクラムZ」をお聞きいただき、忌憚ないご意見・ご感想をいただければ、と思います。
イベント事業者・音楽プロデューサーの皆様へ
ラグビーワールドカップではアンセム(国歌)やチームの応援歌がスタジアム中に響き渡ります。
そして選手たちは歌から力をもらい、闘志がかきたてられます。
イングランドは「スウィングロー・スイートチャリオット」
スコットランドは「フラワーオブスコットランド」
アイルランドは「アイルランズコール」
ニュージーランドは「ハカ」
そして日本でも「君が代」のほか「ビクトリーロード」が歌われはじめました。
日本チームのさらなる活躍のためには、どうしても歌の力が必要なのです。
私は、応援歌の中に、日本の伝統楽器である和太鼓創作曲「スクラムZ」が、その一端を担うことができれば、と考えています。
スタジアムに響き渡る和太鼓の音が、選手、サポーター、事業者の皆さんに元気と勇気をお届けできるものと、チームスクラムは確信しています。
スクラムには
「集団で力を合わせて何かを成し遂げること」
「一体となって物事に取り組むこと」の意味があります。
ラグビーのみならずチームスポーツ全般、国民体育大会のような大規模大会の開会式/閉会式にもふさわしい曲です。
スポーツイベントなどの事業者の皆様、音楽プロデューサーの皆様、スタジアムでの演奏シーンに是非「スクラムZ」をご検討いただければと思います。
(最後に)チームの垣根を超えてスクラムを組みましょう!
和太鼓は、およそ50年前から地域社会を基盤に様々なチームが誕生しました。
それぞれのチームは演目に工夫を凝らし、地元のお祭りやイベントで演奏してきました。
多くの太鼓チームは地域社会によって守られ育てられてきたのです。
時代の変化と共に、演奏ステージは広域化、多様化、大規模化しています。
世の中は、大規模なステージで和太鼓が演奏されることを求めています。
大規模なステージでは、和太鼓といえども、より大人数のパフォーマンスが要求されます。
演目も、時代に合ったテーマが求められています。
和太鼓チームの皆様、世の中がセットした場面で、求められる演奏を一緒にしませんか?
私たちチームスクラムは、チームの垣根を超えて皆さんと共にスクラムを組み、スクラムZを演奏する日を楽しみにしています。
はじめまして。
チームスクラム代表「まっちゃん」です。
私は、音楽とラグビーを愛するアマチュアの和太鼓愛好家です。
千葉県我孫子市在住、地元のラグビーチーム「NECグリーンロケッツ東葛」の熱烈なファンです。どうぞ宜しくお願いします。
このたび、和太鼓によるラグビーの合同演奏のための応援歌
「スクラムZ」を作曲しました。
初演は2023年8月20日、生まれたばかりの曲です。
スクラムZの演奏と普及活動を目的に、気の合った和太鼓仲間が集まり
「チームスクラム」を立ち上げました。
チームスクラムは3つの活動を行います。
- スタジアム、地域イベントやお祭りでのスクラムZの演奏
- 各地でのスクラムZ練習会開催
- スクラムZの普及活動(地域イベントでの体験演奏会等)
2023年12月から「ジャパンラグビー・リーグ1」が開幕します。
試合前のアトラクションなど
関東地区のスタジアムで演奏を予定しています。
詳細は「活動予定」をご覧ください。
スタジアムでの演奏動画や写真を順次こちらのサイトに掲載してまいります。
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