スタジアム探訪③国立競技場
1月2日、東京新宿の国立競技場で行われる第60回全国大学選手権準決勝に行ってきました。観戦したのは第一試合の明治大学vs京都産業大学。
ラグビー大学選手権も、国立競技場に行くのも初めてで、年末からこの日を非常に楽しみにしていました。早速会場をレポートします。
外観と屋根に木材が使われ、スタジアム全体を覆っています。木の国日本らしさを演出した外観は予想以上の迫力と、それでいて木のぬくもりを感じます。今日は2階の自由席に入り入場開始の行列に並びます。11時に入場が始まりました。2階Hゲートの向こうにはスタジアムの客席が見えます。この景観は、50年前のオリンピック時に建てられた駒沢総合競技場と同じで、試合前からワクワクします。内部の客席は3層構造で、写真で見るよりもはるかに圧力を感じます。まるでイタリア・ローマのコロッセオのような異次元空間で、大学ラグビーの選手たちにとって、ここでの試合があこがれの舞台であるのが分かります。
競技場は、ピッチは天然芝、ピッチ外(陸上競技のトラック)は人工芝が敷き詰められています。国立競技場はトラックのスケースがかなり広く、例えばここに和太鼓を置いて演奏すると仮定すると100~150台くらい置けるように見えました。あとは人工芝の上で太鼓を置くことができるか、もしくは、演奏スペースには人工芝を敷かずにトラックの上に設置するか、などが事業者との調整・相談になるかと思います(あくまでも仮定の話です)。
12:25キックオフ。明治大学はパス回しとスピードが持ち味、一方の京都産業大学は圧力の掛け方が上手で、見ごたえのある好ゲームとなりました。後半は明治大学が前半に続き4トライを奪い52-30で勝利。全体に明治大学の巧みな試合運びが試合全体の雰囲気を支配した勝利のように思いました。
投稿者プロフィール
- 千葉県我孫子市在住の和太鼓愛好家であり、地元のラグビーチーム「NECグリーンロケッツ東葛」を応援する63歳。
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